ちび くろ サンボ 絵本。 ちびくろサンボ【みんなの声・レビュー】

ここでも作者の、巧妙な気遣いがなされています ある日、おかあさんに作ってもらった赤い上着と青いズボンを着て、おとうさんに買ってもらった、緑色の傘をさし、紫色の靴を履いて、ジャングルに散歩に出かけました
, p. (^v^) サファイアさまと、ご家族様にとって、良い一年に成りますよう しかも、インド人の子どもをアフリカ系アメリカ人の子どもとして、ステレオタイプ的に描いているのだから尚更だ
「トラが木の周りをぐるぐるぐるぐると回り、バターになりました」 そう聞いて「ああ、アレね」とわかる方はある作品のタイトルを思い浮かべると思います 一斉絶版問題以前には、ヘレン・バンナーマンによる原作そのままを日本語訳したものは出版されないままであった
は1974年の「おやすみなさい『ちびくろ・さんぼ』」においてサンボの用語を批判している , p. 画像はありませんが、出版社はわかるので、それを手がかりに再検索するといいかと思います 1988年、事実上すべての出版社がこの絵本の出版を自主的に取りやめてしまうことになった
その絵が、日本人によって描かれたものだとわかり、びっくりしたのですが、さらに、それが「だいちゃんとうみ」(なつかしい日本の風景を描いた作品)などの絵本で有名な太田大八さんの絵だと知って、2度驚きました! お話も、始まりと終わりは、お父さんとお母さんの愛情いっぱいに育てられているサンボの日常が伺われ、前半は、「三びきのやぎのがらがらどん」のように、子どもが手に汗握るスリルとテンポで盛り上がっていき、そして、誰もが覚えているトラがバターになる場面へとつながっていきます ステレオタイプ化された黒人像の源流には、あからさまな侮蔑がありました
ここで、日本では1980年代後半に、抗議により絶版になった絵本『ちびくろサンボ』について、すこし考えてみたい Sambo and the Twins, 1936年• Lester, Julius; Jerry Pinkney Illustrator 1996. 世界中に広まって人気を博しながら、黒人差別や著作権の問題も絡んで絶版と復刊の歴史を辿り、今も世代を超えて読み継がれている
「トラが木の周りをぐるぐるぐるぐると回り、バターになりました」 そう聞いて「ああ、アレね」とわかる方はある作品のタイトルを思い浮かべると思います しかしヤシの木はとても高くて、足をかけて登れそうな枝もありません
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黒人キャラクター商品をつくった日本人の制作者に悪意があったとは思いませんが、表現された黒人像は、すでに1930~40年代のアメリカで批判されてきたものだったわけです。 逆にこのようなおかしな対立の図式を生むだけだと思うのです。 これらも『ちびくろサンボ』絶版がもたらした、思わぬジェネレーションギャップと言えそうですね。 原作に欠点があるからという理由で再話や改作をすることをみとめない。 「とらが ぐるぐるまわって バターになる」 という場面の鮮烈なイメージは、世代を超えて、今の子ども達にも新鮮で、強烈な印象を与えているようです。 しかし、アメリカでは、 実際に アフリカ系アメリカ人に対する蔑称として「サンボ」があります。 同じ出版社の、当時もっともポピュラーであった 岩波版についてはまったく無視していることに注目! 原作のストーリー運びを賞賛するその評価軸からは、岩波版が評価に値しないのはとうぜんだということがわかる。 復刊して本当に良かったけど釈然としないものが残ります。
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